やわらかドミニオン 教えて強い人

2人戦専門の駆け出しドミナーです。日々の対戦を振り返っていくチラ裏ブログ。考察と呼ぶには程遠い内容です。

10/3の対戦 助言者を考えてみる ~ささやきハゲはBLの香り~

今回はドミニオンの日々のヒロタシさんとの対戦から振り返り。

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<サプライを見て>

  • 初手は結構悩みました。特定のカードを中心に戦略を立てるとしたら、助言者くらいでしょうか。助言者を中心に考えると獲得用に鉄工所、同じ路線を行くなら密輸人、相手の助言者プレイを邪魔するなら襲撃者 といったカードにインタラクションがあるかと思います。
  • 2金を出すアクションカードは闇市場と執事、2枚廃棄できるカードは執事と再建。執事が丸いかしら?
  • 改築系カードは序盤に活きる再建と、終盤属州獲得用の改築。
  • ターミナルアクションを何枚も撃っていくような展開にはならないでしょうから国境の村はちょっと微妙な位置づけ。

<展開>

  • ヒロタシさんは助言者をガメる戦略へ。
  • 自分で助言者プレイするのが嫌いな私は初手襲撃者ー執事で入ってちまちま邪魔プレイ。
  • ヒロタシさんは再建をいれて廃墟を含めた不要カードを廃棄していく展開に。
  • 以降は割愛。

 

<助言者を考える>

 助言者って自分で使ってイラッとするし、相手にガメられてもイラッとするカードですよね。あとハゲてる。

 個人的には助言者って寵臣とよく似たカードじゃないかなと思っています。

  • 圧縮カードがない場では強さを発揮しにくい
  • 相手からの押し付けアタックに弱い
  • デッキの失速が速い
  • ある一定以上の枚数を集めた時、途端に強くなる 閾値カード(助言者においては引き切りができる枚数ですね)

 

①ドロー効果

 2枚ドローなんですが、多くの場合「3枚の内一番良いカードを抜いた2枚を引いてくる」であるため、ドローだけを見ると「ランダムに2枚を引いてくる」堀未満のカードと言えます。逆に手札に廃棄カードがある場合は、廃棄したいカードが手元に残ってまぁまぁな結果というところでしょうか。

 

②キーカードを落とされる。

 助言者を自分で使ってイラッとする最大の理由はここで、キーカードを落とされてしまうことです。落とされたカードはシャッフルされ次の山札に入りますが、ここでも落とされるといつまでたっても手札に来ないという事態も考えられます。

 助言者プレイでは圧縮カードや、増えた枚数をコインに変換できる秘密の部屋が良き相棒になるかと思いますが、相手がそのことを理解していて、かつこれらのカードが手札にこなければ、ひたすら落とされてしまうでしょう。

 キーカードが手札にくるかどうか、運の要素が強いカードと言えるかもしれません。

 

③山札を掘り進める効果

 1回撃つごとに3枚めくれるため、山札の回転は高速します。しかし、ゴーレムや冒険者のように有用なカードにヒットしてくれるわけではなく、むしろ有用カードを飛ばして(落とされて)掘り進めているため、必ずしもプラス効果とは言いづらいです。

 また、デッキ回転が早まることからへそくりがはたらいてくれる機会は増えるかもしれませんが、山札を作るタイミングには要注意です。

 

④デッキの失速

 後半勝利点カードが増えてくると、ドロー効果が微妙な結果になりがちです。「勝利点 勝利点 財宝」がめくれたりすると何がなんだかわけがわからないよ。

 

⑤助言者プレイ

 そんな酷評されがちな助言者ですが(やわらかが個人的に嫌っているだけです)、+アクションにより連打できますので、枚数をガメて引き切りの形を構築できれば非常に強力な戦術になります。結局何を落とされても最終的にほとんどが自分の手札に来るわけですからね。そういう観点から枚数確保が難しい多人数戦よりも、2人戦向きのカードと言えると思います。

 自分は助言者プレイに行かないとしても、相手にガメられると悲惨なことになるため、特に礼拝堂などの強力な圧縮カードがある場ではこちらもカットしに行かざるを得ないです。

 

 色々悪く書いてしまいましたが、最近の対戦でも助言者がサプライにあると取る人は多く、結構な人気カードなんですよね。私もうまく使いこなしたい。

 

最後に左の王冠かぶった人のセリフでしめたいと思います。

「真面目な声を出すな 息を吹きかけるな 顔が近いんだよ気色悪い」(cv:杉田智和