ドミニオンドリルを読み解く 3日目
さて、3日目です。
3日目は1~2日目で学んだステロが、
・相手のアタックによりどの程度スピードダウンするのか
・また対抗策はどう機能するのか
の2点がテーマになっています。
なるほど、確かに2ターン程度遅れるようですね。
民兵はステロ妨害に効果的ではあるものの、民兵ステロと鍛冶屋ステロが激突したところで、民兵圧勝というわけではないんですね。民兵ステロ自体はお金プレイ以下の速度しかないわけで。
民兵だけでステロを止めるのは難しいということか。
礼拝堂の天敵、民兵との対決。
やはり金貨投入がやたらと遅らされてしまいますね。
礼拝堂がサプライにあるとついつい戦略に組み込んでしまいますが、ハンデスがある際には考え物ですね。民兵って良くも悪くもシナジーを持つカードが多いなぁ。
ひどい有様ですね。
まぁ、相手の呪いをガン無視してステロにいくようなこんな展開は現実にはないと思いますが。速度もそうですが、呪い9枚でマイナス9点となっているところも見落とせません。当たり前ですが、廃棄手段がない場では、呪いは撒く側に回らねばだめですね。
意外にも礼拝堂って呪い撒きに大きな対抗力があるわけではないんですね。
時々そういう強圧縮カードを入れて呪い撒きカードを取らないルートを考えることもあるんですが、素直に撒く方向で動いた方が良いのかもしれません。
全然お手本通りに行かなかったのがこれ。
うまい具合に「改築+屋敷」などが手札に揃い続けない限り、遅い。
1ターンの遅れが更なる遅れを招き、流れに乗れないとグズグズに。
改築プレイ、期待してたけどこの有様ではなぁ・・・。
民兵を撃たれた時に運よく堀が手札にあるかどうか。
これでは遅すぎる・・・。ハンデスに堀だけで対抗とか厳しすぎる。
相手の民兵が恋しくなります。それほど手札2枚を7枚にする効果は大きい。
1枚金貨が入った後は、相手の民兵→書庫でほぼ属州に手が届きます。
書庫は手札で被りさえしなければ、邪魔にならないため、早期に2枚目を挿せるのが強みですね。これだけでならず者に対抗できたらいいんだけど・・・。
※2人戦なら、相手はお金プレイ以下の民兵ステロをやっているわけで、相手との速度差は相当なものです。
海の妖婆強いなぁ。
まぁ、二人戦で上記のペースで撒くには妖婆2枚挿しになりますが、それだけの価値がある邪魔具合ですね。実際には相手が呪いガン無視ってことはあまりないので、結局はお互いに妖婆1枚ずつ取り合う展開になるんでしょうけど。
<総括>
呪いについて。
ドミラニの解説に「規定ターンで呪いを獲得して下さい」としか説明がなかったため、ターン終了後(クリーンアップフェイズ後)と解釈して呪いを獲得しました。
これは自分が先手であるという考え方です。クリーンアップで新たな山札を作るような場合、その後に獲得することになる呪いは「次に作られる山札」に初めて加わり、すぐに邪魔効果を発動しないということです。
もし同ターンであっても、自分が後手とするならターン開始前に呪いを獲得、そのターンのクリーンアップフェイズで作られる山札にその呪いが入ってきて、早速デッキ金量を落としてくるわけです。
そう考えると、このような呪いや廃墟を撒くようなカードがキーカードの場合、先手ってすごく有利なんですよね。何かを相手に押し付けるアタックカードの場合、「相手の何回目の山札にそれを送り込めるか」を意識するのも大事ですね。