10/12の対戦① 建て直し戦 ~たっぷりの運とちょっぴりのテクニック~
こんばんは。
一晩でレートがドロドロと溶けてしまったやわらかです。
さて、今回は建て直し戦。
ギルド発売からかなり経った今、多くの方がこの戦法を理解しているように感じます。
※こういうサプライで初手5金とか残虐非道。
基本的な戦術については建て直し戦 まとめ - ドミニオンの日々にてhirotashiさんが言及されています(実際にほとんどの方が建て直し2枚で回して来ますので、hirotashiさんのこの記事を読まれている方が多いんじゃないかなーと勝手に思っているのですが)。
で、実際サプライに建て直しがあると、ほとんどのケースで建て直し戦になってしまいます。運の要素がかなり大きいプレイになるため、やわらかは建て直しが嫌いです。しかし、一概に運の要素だけとは言えない部分もありますので、今日はそんなポイントをまとめてみたいと思います。
<ポイント①>
建て直し戦ではまず、「建て直しを2枚購入しつつ屋敷3枚を公領に変換、その後枯れるまで公領を購入」というのを目指します。しかし、ここで最も重要なのは「屋敷をデッキに残さない」ということです。万が一屋敷を変換しそびれてしまうと、その後「属州を指定して、公領を属州に変換する」というフェイズで「屋敷がめくれて屋敷を獲得」という現象が起こり、一手損が発生してしまうためです。
状況によっては、「公領5枚持ってるけど屋敷が1枚残っちゃった」は「公領は3枚しか取れなかったけど屋敷は1枚も残ってない」に劣ることもあります。特に今回サプライにある「品評会」や、「ハーレム」「貴族」「公爵」といった、別ルートで属州を目指すことができる勝利点がある場合はそれが顕著になります。
<ポイント②>
①でも触れましたが、コスト5以上の公領以外の勝利点の存在です。これらがあるサプライでは、公領の取り合いでリードしたとしても、まだ気が抜けません。これらの勝利点カードを購入し属州を目指すこともできるため、6金が出やすいカードを投入し続けていくことも意識したいです。
屋敷が残ってしまったケースですが、「公爵」があれば5コストのため屋敷→公爵の変換チャンスが残ります。しかし「ハーレム」「貴族」「品評会」などの6コストのカードではそれができません。他に廃棄カードがなければ、屋敷はずっと邪魔な存在となります。
<ポイント③>
建て直しプレイの場合、5金未満の買い物に頭を悩ませることがあります。序盤は銀貨や、2コインつきアクションカードで問題ありませんが、ひたすら銀貨を買い続けるのが正解とは限りません。倉庫や地下貯蔵庫や地図職人のような回転を早めるカードや、オアシスのように特定の1枚を捨て札にできるカードも有効です(手札の勝利点は建て直せないため)。また、銀貨やターミナルアクションを買えば買うほどデッキが厚くなり、結果建て直しが使える回数が減ってしまうというデメリットも発生します。展開によっては3金パスもあり得るかと思います。
今回のサプライで言えば、密輸人も非常に強力なはたらきをしてくれるカードになります(大抵相手と同じ路線になるため)。逆に助言者は取るべきではなさそうです。助言者で運悪く建て直しを落とされてしまうと、大きく出遅れてしまいかねません。
いかがでしょうか、最近の建て直し戦で感じたことを書き散らかしてみました。
他にも盗賊や墓暴きのあるサプライでは、一風変わった展開になります。
では、よい建て直しライフを!!
以上、建て直しが大っ嫌いなやわらかがお送りしました。